デュアル出力エンコーダ

複雑な設備装置をシンプルに

たった一台のエンコーダで、速度フィードバックとしてのインクリメンタル信号をモーションコントロールシステムへ送ると同時に、フィードバックのためのアブソリュート信号を、独自に選択したフィールドバスインターフェースで直接転送できることをご存知でしたか?デュアル出力により、お客様のニーズに従った、モーションコントロールシステムへのリアルタイムのデータ転送が可能となります。

コンパクトなデザイン

デュアル出力ソリューションは、取り付けるエンコーダがたった一台で済むため、モーターシャフト上やアプリケーション内で省スペースが図れます。カップリングやアダプターなどのコンポーネントも不要なことから、機械設備全体が必要とするスペースも小さくなります。さらに、Leine Lindeのエンコーダは全モデルが考え抜かれたコンパクトなデザインであるためエンコーダ自体もスペースを取らず、新規取り付けも後付けも容易に行えます。メンテナンスの手間を常に削減!

高信頼性

Leine Lindeのエンコーダは、その性能ならびに高温、水、振動、衝撃などの条件への耐性、そして長い耐用年数で知られています。以下に、デュアル出力を利用できる一部のシリーズをご紹介します。

  • 実績のある800シリーズでは、電気的に絶縁されたデュアル出力をインクリメンタル信号用のオプションとしてご用意しています。
  • 超大型のボールベアリングが使用される900シリーズは、耐用年数が長く、1000シリーズはそのモジュラーデザインと高い保護等級によって、さらに過酷な環境にも耐えることができます。これらのシリーズは、アブソリュート信号にもインクリメンタル信号にもデュアル出力をオプションとしてご利用いただけます。
  • Bearingless 2000シリーズは、接続されたシステムへ必要に応じて冗長信号を供給するためのダブルスキャニングヘッドを、オプションとしてお選びいただけます。ベアリングなしでシャフトへ直接取り付けられることから、このエンコーダ は故障知らずともいえます。