機能安全エンコーダ

市場で広く使用されている、最も堅牢なロータリエンコーダの多くは、Leine Lindeの開発によるものです。これらのエンコーダソリューションは、極めて高い耐久性と精度を持つことから、機能安全システムのコンポーネントとして適しています。

厳しい環境下で稼働するモーターおよびドライブアプリケーション、クレーンおよびホイスト、風力タービン、オートメーションアプリケーションなどのための、機能的に安全なエンコーダ。SIL2およびPLd認可を受けているLeine Lindeの高ロバスト・高信頼性エンコーダは、お客様との緊密な連携によって開発されています。認可エンコーダを選ぶと、設備機械の認証プロセスを簡素化することができます。 

機能安全エンコーダのインストールと操作をいかに簡便に行うかについてのLeine Lindeの深い知識が、同社の多様なモデル、適応可能性、および以下のようなソリューションに余すところなく発揮されています。

  • 機能安全認証取得
  • 安定した安全・簡単な設備を実現
  • 高性能、高信頼性、高ロバスト性
  • インストールおよび安全システムとの統合が簡単。

中空軸や軸取付装置などの機構上のバリエーションにも対応しているため、ホイストやモーターなどに完璧にマッチさせることができます。キーピン、キー溝付きピン、ダウエルピン – 安全なインクリメンタル信号をモーターのフィードバックに用いたFSI 800エンコーダをはじめ、Leine Lindeのスリップフリーソリューションは市場最高のソリューションであると、多くのお客様からご好評をいただいています。FSI 900エンコーダも高い評価を得ているソリューションで、内蔵の安全認定リミットスイッチにより、機能的に安全なモーション監視を提供します。FSI 900 YAWMO®のように、カスタマイズされたスリップフリー・バックラッシュフリーのピニオンホイールによって堅牢で安全な取付を確保する、アプリケーション固有のソリューションの提供が可能です。 

Leine Lindeのエンコーダソリューションはいずれも極めて高い耐久性と精度を持つことから、機能安全システムのコンポーネントとして最適です。EU機械指令2006/42/ECおよびその整合規格はEU内の機械について満たす必要のあるものですが、安全性にはそれ以上の意味があります。安全であるということは、設備や機械類を信頼できることを意味します。個人の安全やリスク低減につながるのはもちろんのこと、故障や不要な生産停止に陥る心配をする必要もなくなります。適正な機能安全エンコーダで、運転性能と稼働率の改善を!

安全なシステムの設計

アプリケーションの安全要件の判断基準について詳しくは、リンクから機能安全パンフレット(pdf)をご覧ください。所定のシステムに適したLeine Lindeエンコーダを選定するにあたって、PFH(Probability of dangerous failure per hour=1時間の間に危険側故障を起こす平均確率)とMTTFd(mean time to dangerous failure=危険側故障を起こすまでにかかる平均的な時間)をどのように用いるかについての情報が記載されています。Leine Lindeエンコーダはすべて、安全なシステムを設計する際に容易にご参照いただけるように、PFH値とMTTFd値が明記されています。 

お気軽に経験豊富な販売チームまでお問い合わせください。

ここでは、一部のLeine Lindeの機能安全認定エンコーダについての詳細をご覧いただけます。特定モデルのデータシートや3Dファイルなどについては、 プロダクトファインダーをご利用ください。

安全な動作

FSI 900 – プログラム式安全リミットを備えたSIL認定エンコーダソリューション。

駆動装置の安全性

FSI 800エンコーダ – SIL認定のヘビーデューティーなインクリメンタルエンコーダ。

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