新シリーズLinear 4000 – ロールのギャップ制御のためのアブソリュートエンコーダ

ロールのギャップ制御のための他社エンコーダソリューションとは異なり、Leine Lindeの新しいLinear 4000シリーズは、シリンダ内部に取り付ける必要がありません。これらの堅牢なリニアエンコーダは、取り付けやサービス時に容易に交換することができる、アブソリュート位置値出力のエンコーダです。

製鋼所の圧延スタンドの稼働環境は、高温、侵食性の強い化学薬品、衝撃荷重、振動など、産業界において、最も過酷な条件下にあります。しかし、新しいLinear 4000シリーズは、その堅牢構造によって、このようなアプリケーションに要求される高い耐環境性を持つだけでなく、稼働する機械のシリンダ内部に取り付ける必要もなくなりました。この新シリーズのリニアエンコーダは、高温や強い外部ストレスに耐える筐体構造を採用しているだけでなく、検出方式も、衝撃や振動に強い、インダクティブ検出です。

4000シリーズは、アブソリュート位置値をPLCへ直接出力するため、中継用のカウンタが不要となり、エンコーダが常に絶対値を保持します。4000シリーズのリニアエンコーダは、最大測定長は260 mm、インターフェースは、SSIおよびEnDatとなっています。Leine Lindeの堅牢なゲートウェイソリューションを利用すれば、PROFINET、PROFIBUS、EtherNet/IPなどのインターフェースも使用可能です。